今回は「appraise」と「assess」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「appraise」の意味と使い方
「appraise」は、「評価する」「査定する」という意味の動詞です。特に、物の価値や人の成果などを専門的に判断する場合に使われます。不動産や美術品などの金銭的価値を評価する際にもよく用いられるフォーマルな語です。
「appraise」を使った例文をみてみましょう。
- The jeweler appraised the diamond at $5,000.
宝石商はそのダイヤモンドを5,000ドルと査定しました。 - The company appraises employee performance annually.
その会社は年に一度、従業員の業績を評価します。 - They had the painting appraised by an expert.
彼らは専門家にその絵画の鑑定を依頼しました。
「assess」の意味と使い方
「assess」も「評価する」「査定する」という意味の動詞ですが、こちらは状況や状態、価値、損害などを広い観点から判断する際に使われます。特定の基準に従って状況を分析したり、税金や罰金などの金額を算定する際にも使用されます。
「assess」を使った例文をみてみましょう。
- The teacher assessed the students’ progress.
先生は生徒たちの進捗を評価しました。 - They assessed the damage caused by the storm.
彼らは嵐による被害を査定しました。 - We need to assess the risks before investing.
投資する前にリスクを評価する必要があります。
「appraise」と「assess」の違いとは
「appraise」と「assess」の違いについてみていきましょう。
「appraise」は、特に「物の価値」や「人の業績」を、専門的な視点で評価するニュアンスが強い言葉です。金銭的価値や芸術的価値の査定、業績評価などに適しています。
一方、「assess」は、状況、損害、リスク、進捗など、より広範囲の事象を分析・判断する際に使われます。また、特定の基準や枠組みに基づいて、全体的に評価する場面でもよく登場します。
まとめ
今回は「appraise」と「assess」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「appraise」は物や人の価値を専門的に評価する場合に使われ、「assess」は状況や結果、損害などを広く分析・判断する場合に使われます。両者は似た意味を持ちますが、用途や文脈に応じて使い分けることが重要です。