今回は「alleviate」と「mitigate」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「alleviate」の意味と使い方
「alleviate」は、「(苦痛や問題を)和らげる」「軽くする」という意味の動詞です。主に、痛み、ストレス、貧困、交通渋滞といった、すでに存在している負担や苦しみを一時的にでも楽にする、というニュアンスで使われます。
「alleviate」を使った例文をみてみましょう。
- The medicine helped alleviate his pain.
その薬は彼の痛みを和らげるのに役立ちました。 - The government introduced measures to alleviate poverty.
政府は貧困を軽減するための対策を導入しました。 - Listening to music can alleviate stress.
音楽を聴くことはストレスの緩和につながります。
「mitigate」の意味と使い方
「mitigate」は、「(厳しさや影響を)和らげる」「軽減する」「鎮める」という意味の動詞です。主に、リスク、災害の被害、刑罰、気候変動の影響など、ネガティブな事象の深刻度や衝撃を抑える際に使われる、比較的フォーマルで硬い表現です。
「mitigate」を使った例文をみてみましょう。
- We need to mitigate the risks associated with investment.
私たちは投資に伴うリスクを軽減する必要があります。 - Planting trees helps mitigate the effects of climate change.
植樹は気候変動の影響を和らげるのに役立ちます。 - The defense attorney tried to mitigate the sentence.
弁護人は刑罰を軽くしようと努めました。
「alleviate」と「mitigate」の違いとは
「alleviate」と「mitigate」の違いについてみていきましょう。
「alleviate」は、「軽くする(levitateの語源)」というイメージが強く、人にかかっている精神的・肉体的な「負担」や「苦しみ」を楽にしてあげること(救済)に焦点が当たります。
一方、「mitigate」は、これから起こりうる、あるいは起きてしまった悪い事態の「激しさ」や「強さ」を弱めること(緩和)に焦点が当たります。ビジネスや法律、科学などの専門的な文脈で「リスクヘッジ」や「被害軽減」の話をする際には「mitigate」が好まれます。
まとめ
今回は「alleviate」と「mitigate」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「alleviate」は苦痛や負担を「楽にする」こと、「mitigate」はリスクや被害の「程度を抑える」ことです。文脈が日常的な悩み(痛みやストレス)なのか、公的・専門的な対策(リスクや災害)なのかによって使い分けましょう。