今回は「advice」と「advisable」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「advice」の意味と使い方
「advice」は、「助言」「忠告」という意味の名詞です。誰かに対して、ある行動をとるようにすすめる言葉や意見を指します。数えられない名詞(不可算名詞)であることにも注意が必要です。
「advice」を使った例文をみてみましょう。
- She gave me some good advice.
彼女は私に良いアドバイスをくれました。 - I need your advice on this problem.
この問題についてあなたの助言が必要です。 - He followed his doctor’s advice.
彼は医者の助言に従いました。
「advisable」の意味と使い方
「advisable」は、「望ましい」「勧められる」という意味の形容詞です。ある行動をとることがよいと判断される場合に使います。助言に基づいた「するのがよい」「そうすべきだ」というニュアンスがあります。
「advisable」を使った例文をみてみましょう。
- It is advisable to bring warm clothes.
暖かい服を持っていくのが望ましいです。 - Regular exercise is advisable for your health.
定期的な運動は健康のために勧められます。 - It is not advisable to drive in this weather.
この天気では運転しない方がよいです。
「advice」と「advisable」の違いとは
「advice」と「advisable」の違いについてみていきましょう。
「advice」は、他人に対して「こうした方がよい」とすすめる意見や提案そのものを意味する名詞です。
一方、「advisable」は、その助言に基づいて「〜するのが望ましい・適切である」と判断されることを表す形容詞です。
たとえば、「It is advisable to follow the advice.(その助言に従うのが望ましい)」のように、両方の単語を一緒に使うこともできます。
まとめ
今回は「advice」と「advisable」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「advice」は「助言」という名詞であり、「advisable」は「望ましい」と評価する形容詞です。意味は関連していますが、文中での役割が異なるため、使い方をしっかり理解して使い分けましょう。