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「absolve」と「exonerate」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説

今回は「absolve」と「exonerate」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。

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「absolve」の意味と使い方

absolve」は、「免責する」「罪を許す」という意味の動詞です。主に宗教的・道徳的・法律的な文脈で使われ、誰かの過ちや罪に対して「責任を問わない」と宣言するようなニュアンスがあります。

「absolve」を使った例文をみてみましょう。

  • The priest absolved him of his sins.
    神父は彼の罪を許しました。
  • The agreement absolves the company of all liability.
    その契約により、会社はすべての責任から免除されます。
  • He was absolved of any wrongdoing.
    彼は不正行為の疑いから免れました。
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「exonerate」の意味と使い方

exonerate」は、「無罪と証明する」「潔白を証明する」という意味の動詞です。特に公式な調査や証拠に基づいて、誰かが罪や責任を負っていないことを明らかにする場面で使われます。法律的・報道的な文脈でよく用いられます。

「exonerate」を使った例文をみてみましょう。

  • The investigation exonerated her of all charges.
    調査により彼女はすべての容疑を晴らされました。
  • New evidence may exonerate the defendant.
    新たな証拠によって被告の無罪が証明されるかもしれません。
  • He was finally exonerated after years of legal battles.
    長年の法廷闘争の末、彼はついに無罪となりました。
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「absolve」と「exonerate」の違いとは

absolve」と「exonerate」の違いについてみていきましょう。

absolve」は、道徳的・宗教的・法律的な責任を「免除する」という意味で使われ、必ずしも「無罪と証明された」というよりは、「責任を問わないことにする」ニュアンスが強いです。

一方、「exonerate」は、調査や証拠をもとに「その人に責任がない」ことを明確に証明する際に使います。無実や潔白を客観的に立証するイメージです。

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まとめ

今回は「absolve」と「exonerate」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「absolve」は許しや免責を意味し、「exonerate」は無罪や潔白を証明することを意味します。どちらも「責任を問わない」という点では共通していますが、その理由や背景に違いがあります。文脈に合わせて正しく使い分けましょう。