今回は「brave」と「bravery」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「brave」の意味と使い方
「brave」は、「勇敢な」「恐れない」という意味の形容詞です。困難や危険に立ち向かう強さや勇気を表し、人や行動をポジティブに評価する際によく使われます。
「brave」を使った例文をみてみましょう。
- She is a brave firefighter.
彼女は勇敢な消防士です。 - He made a brave decision.
彼は勇気ある決断をしました。 - The child was brave during the storm.
その子どもは嵐の中で勇敢でした。
「bravery」の意味と使い方
「bravery」は、「勇気」「勇敢さ」という意味の名詞です。勇気ある行動や精神の強さといった「性質」や「行為そのもの」を表します。ややフォーマルな印象があり、賞賛を込めて使われることが多い言葉です。
「bravery」を使った例文をみてみましょう。
- We admire his bravery.
私たちは彼の勇気を称賛しています。 - The soldier was honored for her bravery.
その兵士は勇敢さをたたえられました。 - Bravery is not the absence of fear, but action in spite of it.
勇気とは恐れがないことではなく、恐れながらも行動することです。
「brave」と「bravery」の違いとは
「brave」と「bravery」の違いについてみていきましょう。
「brave」は形容詞で、人や行動に対して「勇敢な」という性質を直接表すときに使われます。
一方、「bravery」は名詞で、「勇気」という概念や性質そのものを指します。
たとえば、「brave person(勇敢な人)」とは言いますが、「bravery person」とは言いません。「彼の勇気」など、抽象的な価値や行動の評価をするときには「bravery」が使われます。
まとめ
今回は「brave」と「bravery」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「brave」は形容詞で「勇敢な」を意味し、人や行動を表すときに使います。「bravery」は名詞で「勇気」「勇敢さ」を表し、抽象的な性質や行動の価値を述べる際に使われます。それぞれの品詞に注意して、正しく使い分けましょう。