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「barely」と「hardly」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説

今回は「barely」と「hardly」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。

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「barely」の意味と使い方

barely」は、「かろうじて」「ほとんど~ない」という意味の副詞です。あることがギリギリ起こった、または成り立ったというニュアンスを持ちます。肯定文の中で「限界ギリギリで可能だった」という文脈でよく使われます。

「barely」を使った例文をみてみましょう。

  • I barely passed the exam.
    ギリギリで試験に合格しました。
  • She could barely walk after the injury.
    ケガの後、彼女はかろうじて歩ける状態でした。
  • We barely made it on time.
    私たちはギリギリ間に合いました。
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「hardly」の意味と使い方

hardly」は、「ほとんど~ない」という意味の副詞で、否定的なニュアンスが強く、何かが「ほとんど起こらなかった・存在しない」という意味で使われます。否定文ではなくても、実質的に否定の意味を持つため、文構造上は注意が必要です。

「hardly」を使った例文をみてみましょう。

  • I hardly slept last night.
    昨夜はほとんど眠れませんでした。
  • They hardly know each other.
    彼らはほとんどお互いを知りません。
  • She could hardly believe the news.
    彼女はそのニュースをほとんど信じられませんでした。
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「barely」と「hardly」の違いとは

barely」と「hardly」の違いについてみていきましょう。

barely」は、「ギリギリ〜できた」というポジティブな結果を持つことが多く、「かろうじて成功した」「達成した」という意味で使われます。肯定的な結果に近い場面に使うことが特徴です。

一方、「hardly」は、結果として「ほとんど~しなかった/なかった」という否定的なニュアンスが強く、「うまくいかなかった」「十分ではなかった」といった印象を与えます。

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まとめ

今回は「barely」と「hardly」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「barely」はギリギリできたことを表す肯定的なニュアンスがあり、「hardly」はほとんどできなかったという否定的な意味合いがあります。どちらも「程度が非常に少ない」という共通点がありますが、文の意味が大きく異なるため、使い方に注意しましょう。