今回は「whole」と「complete」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「whole」の意味と使い方
「whole」は、「全部の」「全体の」という意味の形容詞です。あるものの一部ではなく、すべてがひとつにまとまった状態を指します。物や人、時間、アイデアなどの「全体性」を表現する時に使われます。
「whole」を使った例文をみてみましょう。
- He ate the whole cake by himself.
彼はケーキを丸ごと一人で食べました。 - The whole family went on vacation.
家族全員で休暇に出かけました。 - I read the whole book in one day.
私はその本を丸ごと一日で読みました。
「complete」の意味と使い方
「complete」は、「完全な」「すべて揃った」という意味の形容詞です。何かが必要な要素をすべて持っており、欠けている部分がない状態を示します。また、動詞として「完成させる」「終える」という意味でも使われます。
「complete」を使った例文をみてみましょう。
- She gave a complete explanation.
彼女は完全な説明をしました。 - We need a complete list of participants.
参加者の完全なリストが必要です。 - He completed the project on time.
彼はそのプロジェクトを予定通りに完成させました。
「whole」と「complete」の違いとは
「whole」と「complete」の違いについてみていきましょう。
「whole」は、「部分ではなく全体であること」を強調する表現です。例えば、「whole cake(ケーキ丸ごと)」のように、一つのものが欠けずに存在している状態を示します。
一方、「complete」は、「必要なすべての要素が揃っていること」や「何かが完了している状態」を表します。たとえば、「complete list(完全なリスト)」のように、情報がすべてそろっていて不足がないことを意味します。
まとめ
今回は「whole」と「complete」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「whole」は一つのまとまりや全体性に焦点を当てる言葉で、「complete」は不足や欠けがない完璧な状態を示します。どちらも「全部」という意味を持ちますが、ニュアンスの違いを理解して、適切に使い分けることが大切です。