今回は「stammer」と「falter」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「stammer」の意味と使い方
「stammer」は、言葉に詰まったり、同じ音を繰り返したりしながら話すことを意味する動詞です。緊張していたり、不安だったりする時に、言葉がスムーズに出てこない状態を表します。発話に関する障害や一時的な話し方の乱れを指します。
「stammer」を使った例文をみてみましょう。
- He began to stammer when he was asked a difficult question.
難しい質問をされたとき、彼はどもり始めました。 - She stammered an apology.
彼女はどもりながら謝罪しました。 - The nervous boy stammered his name.
緊張した少年は自分の名前をどもりながら言いました。
「falter」の意味と使い方
「falter」は、声や話し方がためらいや不安、感情によって弱々しくなること、または自信を失って勢いがなくなることを意味する動詞です。話すことに限らず、動作や態度、決意の揺らぎも表すことができます。
「falter」を使った例文をみてみましょう。
- Her voice faltered as she told the sad story.
悲しい話をするとき、彼女の声は震えていました。 - He didn’t falter in his determination.
彼は決意を揺るがせませんでした。 - She faltered before answering the question.
彼女は質問に答える前に一瞬ためらいました。
「stammer」と「falter」の違いとは
「stammer」と「falter」の違いについてみていきましょう。
「stammer」は、話すときの物理的な障害や、言葉が滑らかに出てこない状態を具体的に表します。どもることが特徴的で、主に発話に焦点を当てた表現です。
一方、「falter」は、声や態度、行動における自信や決意の揺らぎを指し、話す内容だけでなく気持ちや行動そのものの弱さ・ためらいも含みます。話し方が弱々しくなる、または途中で止まるなど、感情的な影響が大きい表現です。
まとめ
今回は「stammer」と「falter」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「stammer」は話すときに言葉が詰まる状態を指し、物理的・具体的な表現です。一方、「falter」は話し方だけでなく、態度や行動全般におけるためらいや自信の揺らぎを示します。どちらも不安や緊張といった感情に関連しますが、それぞれのニュアンスの違いを理解して使い分けることが大切です。