今回は「sink」と「submerge」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「sink」の意味と使い方
「sink」は、「沈む」「沈める」という意味の動詞です。水や液体の中に物や人が自然に沈んでいく状態を表します。また、比喩的に「落ち込む」「低下する」という意味でも使われることがあります。
「sink」を使った例文をみてみましょう。
- The boat began to sink after hitting a rock.
船は岩にぶつかったあと沈み始めました。 - He watched the sun sink below the horizon.
彼は太陽が地平線の下に沈むのを見ていました。 - Her spirits sank when she heard the bad news.
悪い知らせを聞いて彼女の気持ちは沈みました。
「submerge」の意味と使い方
「submerge」は、「水中に沈める」「水に浸す」という意味の動詞です。sinkと似ていますが、「完全に水中に入る(させる)」というニュアンスが強く、よりフォーマルで技術的な印象があります。
「submerge」を使った例文をみてみましょう。
- The car was completely submerged in the flood.
その車は洪水で完全に水に沈みました。 - She submerged her hands in warm water.
彼女は手を温かい水に浸しました。 - The submarine can submerge for several hours.
その潜水艦は数時間水中に潜ることができます。
「sink」と「submerge」の違いとは
「sink」と「submerge」の違いについてみていきましょう。
「sink」は、物や人が重さや重力によって自然に沈んでいく動作を指し、日常的で広く使われる言葉です。比喩的な意味でも使えるため、感情や価値、気分などの「低下」も表現できます。
一方、「submerge」は、意図的にまたは完全に水中に入る・入れることを表し、sinkよりも技術的またはフォーマルな文脈で使われることが多いです。また、完全に水に覆われるニュアンスが強いのが特徴です。
まとめ
今回は「sink」と「submerge」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「sink」は自然に沈む動作や比喩的な意味でも使えるカジュアルな表現ですが、「submerge」はよりフォーマルで、完全に水中に沈むという動作に焦点を当てています。場面や目的に応じて、正しく使い分けることが大切です。