今回は「resist」と「combat」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「resist」の意味と使い方
「resist」は、「抵抗する」「我慢する」「反対する」という意味の動詞です。外からの圧力や誘惑、攻撃などに対して立ち向かう・耐えるというニュアンスを持ちます。物理的な抵抗だけでなく、感情や習慣への抵抗にも使われます。
「resist」を使った例文をみてみましょう。
- He tried to resist the temptation.
彼は誘惑に抵抗しようとしました。 - The people resisted the new law.
人々は新しい法律に反対しました。 - This fabric resists water.
この布は水をはじきます。
「combat」の意味と使い方
「combat」は、「戦う」「対処する」「抑える」といった意味の動詞および名詞です。特に、悪い状況や問題、敵と積極的に戦う・闘うという意味で使われます。フォーマルで力強い印象を与える表現です。
「combat」を使った例文をみてみましょう。
- The government is taking steps to combat inflation.
政府はインフレと闘うための措置を講じています。 - They fought to combat racism.
彼らは人種差別と闘うために戦いました。 - She is trained in hand-to-hand combat.
彼女は素手の戦闘術を訓練されています。
「resist」と「combat」の違いとは
「resist」と「combat」の違いについてみていきましょう。
「resist」は、外からの圧力や影響に対して自分を守る・防ぐイメージの言葉です。受け身で「反応する」「耐える」というニュアンスが強く、戦う姿勢というよりは防御的な表現です。
一方、「combat」は、積極的に「戦う」「取り組む」という意味で、問題や敵に対して攻めの姿勢で対処する印象があります。特に社会問題や病気など、深刻な事態に対して使われることが多いです。
まとめ
今回は「resist」と「combat」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「resist」は何かに耐える・反応するという受け身的な表現で、「combat」は積極的に闘う・取り組むという行動的な表現です。文脈に応じて、どちらがよりふさわしいかを考えて使い分けましょう。