今回は「resent」と「begrudge」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「resent」の意味と使い方
「resent」は、「腹を立てる」「憤慨する」という意味の動詞です。自分に対して不公平な扱いや、嫌なことをされたときに感じる怒りや不満を表します。感情的でやや強い反発心を表現する場面で使われます。
「resent」を使った例文をみてみましょう。
- She resented being left out of the meeting.
彼女は会議から外されたことに腹を立てていました。 - He resents the way his boss treats him.
彼は上司の扱いに不満を抱いています。 - I deeply resented his criticism.
私は彼の批判にひどく憤慨しました。
「begrudge」の意味と使い方
「begrudge」は、「〜をうらやむ」「しぶしぶ与える」「嫌々思う」といった意味の動詞です。他人の成功や幸福に対して「いいな、ずるいな」と思ったり、何かを与えることに対して不満や抵抗感がある場合に使います。やや控えめで内向的な反感を表します。
「begrudge」を使った例文をみてみましょう。
- I don’t begrudge her success—she worked hard for it.
彼女の成功をうらやんではいません。彼女は努力しましたから。 - He begrudged every penny he spent on repairs.
彼は修理に使うお金を惜しんでいました。 - She begrudged having to wake up early on weekends.
彼女は週末に早起きしなければならないことを嫌々思っていました。
「resent」と「begrudge」の違いとは
「resent」と「begrudge」の違いについてみていきましょう。
「resent」は、主に自分が不当に扱われたと感じるときの怒りや不満を表す言葉です。外に向けた強い感情が含まれており、はっきりとした反感や怒りが伴います。
一方、「begrudge」は、他人の持っているものや状況に対しての羨望、または何かを与えたり行うことに対する不満を静かに抱えるような感情です。「渋々」「嫌々」というニュアンスを含むのが特徴です。
まとめ
今回は「resent」と「begrudge」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「resent」は、自分への不公平や失礼な扱いに対する怒りを表すのに対し、「begrudge」は他人の幸運や自分の負担に対する静かな不満や羨望を表します。どちらもネガティブな感情ですが、感情の種類と強さに違いがあります。文脈に応じて使い分けましょう。