今回は「label」と「designate」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「label」の意味と使い方
「label」は、「ラベルを貼る」「分類する」「名前をつける」という意味の動詞です。また、名詞として「ラベル」「表示」などの意味もあります。日常的な場面からビジネス、商品表示などまで幅広く使われます。比喩的に「人を〇〇だと決めつける」という意味でも使われることがあります。
「label」を使った例文をみてみましょう。
- They labeled the boxes for easy identification.
箱にラベルを貼ってわかりやすくしました。 - She was labeled as a troublemaker.
彼女はトラブルメーカーとレッテルを貼られました。 - Please label all the files correctly.
すべてのファイルに正しくラベルをつけてください。
「designate」の意味と使い方
「designate」は、「指名する」「指定する」「明示する」という意味の動詞です。ややフォーマルで、公的な場面や制度、役職、エリアなどの「正式な決定」や「明確な指示」を表すときに使われます。
「designate」を使った例文をみてみましょう。
- She was designated as the team leader.
彼女はチームリーダーに任命されました。 - This area has been designated as a national park.
この地域は国立公園に指定されています。 - Please use the designated parking space.
指定された駐車スペースを利用してください。
「label」と「designate」の違いとは
「label」と「designate」の違いについてみていきましょう。
「label」は、見た目の表示や分類、あるいは感覚的・評価的に何かを「〇〇と呼ぶ・見なす」ことに使われます。ややカジュアルで、時に主観的な印象を含みます。
一方、「designate」は、公式に誰かを任命したり、物事を明確に指定したりする際に用いられます。フォーマルな言葉であり、公的な決定やルールに関連する場面でよく使われます。
まとめ
今回は「label」と「designate」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「label」は分類や名前づけに使われ、日常的かつ主観的な場面にも多く登場します。一方、「designate」はフォーマルで、公的・正式な決定や指定に使われます。どちらも「何かを定める」意味を持ちますが、その文脈や場面に応じて使い分けることが重要です。