今回は「dissolve」と「melt」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「dissolve」の意味と使い方
「dissolve」は、「溶かす」「溶ける」という意味の動詞です。特に、固体が液体の中に入って完全に混ざり、見えなくなる状態を指します。たとえば、砂糖や塩が水に溶けるときに使われます。
「dissolve」を使った例文をみてみましょう。
- Sugar dissolves easily in hot tea.
砂糖は熱いお茶に簡単に溶けます。 - The tablet dissolved in water.
その錠剤は水に溶けました。 - Salt will dissolve in water, but not in oil.
塩は水には溶けますが、油には溶けません。
「melt」の意味と使い方
「melt」は、「溶ける」「溶かす」という意味の動詞で、特に固体が加熱によって液体になることを指します。たとえば、氷が水になる、バターが熱で溶ける、などの状況に使われます。
「melt」を使った例文をみてみましょう。
- The ice cream melted in the sun.
アイスクリームは太陽の下で溶けました。 - She melted the butter before baking.
彼女は焼く前にバターを溶かしました。 - The snow is starting to melt.
雪が溶け始めています。
「dissolve」と「melt」の違いとは
「dissolve」と「melt」の違いについてみていきましょう。
「dissolve」は、ある物質が液体の中に完全に混ざって見えなくなる「化学的な溶解」を意味します。固体が水などに入って均一に拡散される場合に使われます。
一方、「melt」は、加熱によって物質の状態が変化し、固体が液体になる「物理的な変化」を表します。氷、バター、金属などのように、温度の上昇によって形が変わるものに使われます。
まとめ
今回は「dissolve」と「melt」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「dissolve」は液体に物質が溶けて混ざる場合に使い、「melt」は熱によって物質が液体に変化する場合に使います。それぞれの使い方を理解して、状況に応じて正しく使い分けましょう。