今回は「wear」と「ware」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「wear」の意味と使い方
「wear」は、「身につける」「着る」という意味の動詞です。衣服やアクセサリーなどを体につけている状態を表します。また、物がすり減る・摩耗するという意味もあります。
「wear」を使った例文をみてみましょう。
- She wears a red dress.
彼女は赤いドレスを着ています。 - I wear glasses every day.
私は毎日メガネをかけています。 - The tires are starting to wear out.
タイヤがすり減り始めています。
「ware」の意味と使い方
「ware」は、「製品」「商品」「器具」といった意味の名詞です。通常は「wares」などの形で複数形になり、特定の種類の商品や製品を指します。また、「software(ソフトウェア)」や「hardware(ハードウェア)」のように複合語としても使われます。
「ware」を使った例文をみてみましょう。
- The market sells handmade wares.
その市場では手作りの商品が売られています。 - They displayed their kitchen wares at the fair.
彼らは展示会でキッチン用品を展示しました。 - This store specializes in ceramic ware.
この店は陶器を専門に扱っています。
「wear」と「ware」の違いとは
「wear」と「ware」は発音が似ていますが、全く異なる意味と使い方を持つ単語です。
「wear」は動詞で、服やアクセサリーなどを「身につける」「着用する」こと、または物が「すり減る」ことを表します。
一方、「ware」は名詞で、特定の種類の「製品」や「商品」を指します。単体で使われることは少なく、他の言葉と組み合わせて使うのが一般的です(例:software、tableware、glassware)。
まとめ
今回は「wear」と「ware」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「wear」は「着る」などの動作を表す動詞であり、「ware」は「商品」「製品」といった物を表す名詞です。見た目や発音が似ていても、使い方がまったく異なる単語なので注意して使い分けましょう。