今回は「spill」と「dribble」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「spill」の意味と使い方
「spill」は、「こぼす」「こぼれる」という意味の動詞です。液体や粉などが容器から意図せずにあふれ出る、または落ちることを表します。日常生活でも頻繁に使われる単語です。
「spill」を使った例文をみてみましょう。
- Be careful not to spill your coffee.
コーヒーをこぼさないように気をつけてください。 - I accidentally spilled water on the floor.
うっかり床に水をこぼしました。 - She spilled the beans about the surprise party.
彼女はサプライズパーティーのことをうっかり話してしまいました(秘密を漏らしました)。
「dribble」の意味と使い方
「dribble」は、「ぽたぽた垂れる」「よだれを垂らす」など、少量ずつ液体が流れることを意味する動詞です。また、スポーツでは「ドリブルをする」という意味でも使われます。日常では、赤ちゃんがよだれを垂らすときや、水道の蛇口から水が少しずつ出るような場面に使われます。
「dribble」を使った例文をみてみましょう。
- The baby was dribbling on his bib.
赤ちゃんがよだれかけによだれを垂らしていました。 - Water dribbled out of the broken pipe.
壊れたパイプから水がぽたぽたと漏れていました。 - He dribbled the ball down the court.
彼はコートをドリブルしながら進みました。
「spill」と「dribble」の違いとは
「spill」と「dribble」の違いについてみていきましょう。
「spill」は、ある程度の量の液体などが一気に、または意図せずにこぼれるときに使われます。うっかりミスや事故のようなイメージがあります。
一方、「dribble」は、液体が少しずつゆっくりと垂れたり漏れたりする様子を表します。量は少なく、動作も緩やかで、赤ちゃんや年配の人によだれが垂れるときなどに使われることが多いです。また、スポーツ用語としての意味もあります。
まとめ
今回は「spill」と「dribble」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「spill」はまとまった量がこぼれるときに使い、「dribble」は少量の液体がぽたぽたと垂れるときに使います。似ているようで使い方が異なるので、場面に応じて適切に使い分けましょう。