今回は「rumor」と「hearsay」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「rumor」の意味と使い方
「rumor」は、「うわさ」「風説」という意味の名詞です。確認されていない情報が、人から人へ口頭やSNSなどで広まることを指します。日常会話でよく使われる、比較的カジュアルな表現です。
「rumor」を使った例文をみてみましょう。
- There is a rumor that she’s moving to another city.
彼女が他の街に引っ越すといううわさがあります。 - I heard a strange rumor about our boss.
上司について奇妙なうわさを聞きました。 - Rumors spread quickly in small towns.
小さな町ではうわさがすぐに広まります。
「hearsay」の意味と使い方
「hearsay」は、「伝聞」「また聞き」という意味の名詞です。人から聞いた情報で、確かな証拠がないことを示します。ややフォーマルな語で、法律の文脈や公式な議論で使われることもあります。
「hearsay」を使った例文をみてみましょう。
- The information was dismissed as hearsay.
その情報は伝聞に過ぎないとして却下されました。 - You can’t rely on hearsay in a court of law.
裁判では伝聞証拠は信用できません。 - That’s just hearsay — I wouldn’t take it seriously.
それは単なるまた聞きだよ。本気にしない方がいい。
「rumor」と「hearsay」の違いとは
「rumor」と「hearsay」の違いについてみていきましょう。
「rumor」は、人々の間で広まる噂話を意味し、興味本位の話題やゴシップ的な性質を持つことが多いです。ニュースや日常会話でもよく見られます。
一方、「hearsay」は、直接見聞きしたわけではなく、他人から聞いた情報を指す語で、信憑性が疑わしい情報を表すのに使われます。よりフォーマルな場面や、信頼性を重視する場面で使われます。
まとめ
今回は「rumor」と「hearsay」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「rumor」は人々の間で広まる未確認の話をカジュアルに表現する際に使われ、「hearsay」は他人から聞いただけの証拠に乏しい情報を、ややフォーマルな場面で用います。場面や信頼性のニュアンスに応じて使い分けましょう。