今回は「pour」と「spill」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「pour」の意味と使い方
「pour」は、「注ぐ」「流し込む」という意味を持つ動詞です。液体を容器から別の場所へ意図的に流す、または雨が激しく降る様子を表す時に使われます。
「pour」を使った例文をみてみましょう。
- She poured water into the glass.
彼女はコップに水を注ぎました。 - Could you pour me some coffee?
コーヒーを注いでくれますか? - It’s pouring outside!
外は土砂降りです!
「spill」の意味と使い方
「spill」は、「こぼす」「こぼれる」という意味を持つ動詞です。意図せずに液体や小さな物が容器から外へ出てしまう時に使います。事故的なニュアンスが含まれるのが特徴です。
「spill」を使った例文をみてみましょう。
- I spilled coffee on my shirt.
シャツにコーヒーをこぼしました。 - Be careful not to spill the soup.
スープをこぼさないように気をつけてください。 - The milk spilled all over the floor.
ミルクが床中にこぼれました。
「pour」と「spill」の違いとは
「pour」と「spill」の違いについてみていきましょう。
「pour」は、液体を意図的に、コントロールして注ぐ行為を表します。目的があって行う動作で、通常は失敗ではありません。
一方、「spill」は、意図せずに液体や小さな物をこぼしてしまう状況を表します。うっかりミスや事故によるものが多く、基本的にネガティブなニュアンスを含みます。
まとめ
今回は「pour」と「spill」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「pour」は意図的に液体を注ぐ行為を、「spill」は不注意などで液体をこぼしてしまう行為を指します。場面やニュアンスに応じて正しく使い分けることが大切です。