今回は「ask」と「question」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「ask」の意味と使い方
「ask」は、「尋ねる」「頼む」といった意味を持つ動詞です。誰かに情報を求めたり、何かをしてほしいと依頼したりする時に使います。最も基本的な英語表現の一つで、口語・書き言葉問わず頻繁に使われます。
「ask」を使った例文をみてみましょう。
- I asked him a question.
私は彼に質問しました。 - She asked me to help her.
彼女は私に手伝ってほしいと頼みました。 - Can I ask you something?
ちょっと聞いてもいいですか?
「question」の意味と使い方
「question」は、通常は名詞として使われ、「質問」「問い」という意味です。ただし、動詞として使うと「~に疑問を呈する」「~を問いただす」という少し強めの意味になります。つまり、誰かの言動や真実性に疑いを持って問い詰める、といったニュアンスがあります。
「question」を使った例文をみてみましょう。
- He asked a difficult question.
彼は難しい質問をしました。 - The police questioned the suspect.
警察は容疑者を尋問しました。 - She questioned his decision.
彼女は彼の決断に疑問を抱きました。
「ask」と「question」の違いとは
「ask」は非常に一般的で幅広く使える「聞く」「頼む」の基本動詞で、軽い気持ちで情報を求める場面にも適しています。丁寧なお願いやシンプルな質問など、フレンドリーで柔らかい印象です。
一方、「question」は名詞で「質問」、動詞として使うと「問いただす」「疑う」というニュアンスが強くなります。特に動詞で使う場合は、相手の言動の正当性や信頼性を疑うような、少し厳しめのトーンになります。
まとめ
今回は「ask」と「question」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「ask」は自然で柔らかい依頼や質問の際に使える一方、「question」は名詞では「質問」、動詞では「疑問を呈する」という少し強めの意味になります。目的や文脈に応じて使い分けることで、より的確な英語表現ができます。