今回は「lick」と「lap」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「lick」の意味と使い方
「lick」は、「なめる」という意味の動詞です。舌で何かを一度または繰り返し触れるようにしてなめる行為を表します。人や動物が使う一般的な「なめる」動作に使われます。また、比喩的に「打ち負かす」「少しの〜(a lick of)」のような意味でも使われることがあります。
「lick」を使った例文をみてみましょう。
- The dog licked my hand.
犬が私の手をなめました。 - She licked the ice cream quickly before it melted.
彼女はアイスクリームが溶ける前に急いでなめました。 - The flames licked the walls of the building.
炎が建物の壁をなめるように広がっていました。
「lap」の意味と使い方
「lap」も「なめる」という意味がありますが、特に動物が水などの液体を「ペチャペチャ」とすくって飲むようになめるときに使います。猫や犬が水を飲むときのイメージです。つまり、「lap」は液体をすくうように舌でなめる動作を強調しています。
「lap」を使った例文をみてみましょう。
- The cat lapped up the milk.
猫はミルクをペチャペチャとなめました。 - The dog lapped water from the bowl.
犬はボウルの水をなめて飲みました。 - She lapped up the soup with delight.
彼女はスープを嬉しそうにすすって飲みました。
「lick」と「lap」の違いとは
「lick」と「lap」はどちらも「なめる」という意味を持っていますが、動作のスタイルと使う対象が異なります。
「lick」は、何かを舌で一度または繰り返しなぞるように触れる一般的な「なめる」動作で、アイスクリームや人の手、物の表面など、さまざまな対象に使われます。
一方、「lap」は、動物が舌で液体をすくい取るようにして飲む動作に特化した表現です。水やミルクなどの液体が対象になることが多く、音や動きも含めた描写的なニュアンスがあります。
まとめ
今回は「lick」と「lap」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「lick」は幅広く使える「なめる」の基本表現で、「lap」は特に液体をすくって飲むような動作を表すときに使われます。動作の性質や対象物によって、自然な表現を選んで使い分けることが大切です。