今回は「quiet」と「inaudible」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「quiet」の意味と使い方
「quiet」は、「静かな」「穏やかな」という意味の形容詞です。音が小さい、またはほとんど音がしない状態を表します。また、場所や人の性格が落ち着いていることを示す場合にも使われます。
「quiet」を使った例文をみてみましょう。
- Please be quiet in the library.
図書館では静かにしてください。 - The room was so quiet that I could hear my own breathing.
部屋はとても静かで、自分の呼吸音が聞こえるほどでした。 - She is a quiet person who doesn’t talk much.
彼女はあまり話さない静かな人です。
「inaudible」の意味と使い方
「inaudible」は、「聞こえない」「音が聞き取れない」という意味の形容詞です。音量が非常に小さいために聞こえない、または他の騒音にかき消されてしまう場合に使われます。
「inaudible」を使った例文をみてみましょう。
- His voice was inaudible over the loud music.
大音量の音楽のせいで、彼の声は聞こえませんでした。 - She whispered something inaudible.
彼女は何かをささやいたが、聞き取れませんでした。 - The signal was so weak that it became inaudible.
信号がとても弱くなり、聞こえなくなりました。
「quiet」と「inaudible」の違いとは
「quiet」と「inaudible」の違いについてみていきましょう。
「quiet」は、音が小さいが完全に聞こえなくはない状態や、落ち着いた雰囲気を表します。一方、「inaudible」は、音が非常に小さすぎる、または他の要因で全く聞こえない状態を指します。
例えば、「a quiet voice」は「小さな声」を意味しますが、「an inaudible voice」は「聞こえない声」を意味します。「quiet」は静かだが聞こえる可能性があるのに対し、「inaudible」は完全に聞き取れないことを表します。
まとめ
今回は「quiet」と「inaudible」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「quiet」は音が小さい、または静かな環境を表し、「inaudible」は音が非常に小さくて聞こえない状態を指します。文脈に応じて適切に使い分けましょう。