今回は「precede」と「proceed」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「precede」の意味と使い方
「precede」は、「～に先行する」「～の前に来る」という意味の動詞です。時間や順序の上で、あるものが他のものより先に起こることを表します。
「precede」を使った例文をみてみましょう。
- A brief introduction will precede the main presentation.
簡単な紹介がメインのプレゼンテーションに先行します。 - The wedding ceremony was preceded by a small family gathering.
結婚式の前に小さな家族の集まりがありました。 - Dark clouds preceded the storm.
嵐の前に黒い雲が広がっていました。
「proceed」の意味と使い方
「proceed」は、「進む」「続行する」という意味の動詞です。何かを続けたり、ある方向に進んだりすることを表します。特に、公式な場面や指示の際によく使われます。
「proceed」を使った例文をみてみましょう。
- After the break, we will proceed with the meeting.
休憩の後、会議を続けます。 - Please proceed to the next step.
次のステップに進んでください。 - Passengers should proceed to the boarding gate.
乗客の方は搭乗ゲートへお進みください。
「precede」と「proceed」の違いとは
「precede」と「proceed」の違いについてみていきましょう。
「precede」は、時間や順序の上で「前にある」「先に起こる」ことを意味します。一方、「proceed」は、動作や行動を「続ける」「進む」ことを指します。
たとえば、「The speech will precede the ceremony.（スピーチは式典の前に行われる）」と言うと、「precede」はスピーチが式典よりも前にあることを示します。一方、「The ceremony will proceed after the speech.（スピーチの後に式典が進行する）」と言うと、「proceed」は式典が続いて行われることを表します。
まとめ
今回は「precede」と「proceed」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「precede」は「前にある」「先行する」という意味で、時間や順序の違いを示します。「proceed」は「進む」「続行する」という意味で、何かが継続して行われることを表します。文脈に応じて適切に使い分けましょう。