今回は「born」と「borne」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「born」の意味と使い方
「born」は、「生まれる」という意味を持つ形容詞です。通常、「be born」という形で使われ、誕生や出生を表します。人生の始まりや、ある場所や状況での誕生に関する文脈で使われます。
「born」を使った例文をみてみましょう。
- She was born in New York.
彼女はニューヨークで生まれました。 - He was born to be a leader.
彼は生まれながらにしてリーダーでした。 - The baby was born at midnight.
その赤ちゃんは真夜中に生まれました。
「borne」の意味と使い方
「borne」は、「bear(支える、運ぶ、耐える)」の過去分詞形で、文脈によって「耐えられた」「運ばれた」「生じた」という意味を持ちます。「carry(運ぶ)」や「endure(耐える)」に関連するフォーマルな表現で使われることが多いです。
「borne」を使った例文をみてみましょう。
- The costs were borne by the company.
費用は会社が負担しました。 - He has borne the responsibility for many years.
彼は何年もその責任を負ってきました。 - Airborne diseases can spread quickly.
空気感染する病気は急速に広がる可能性があります。
「born」と「borne」の違いとは
「born」と「borne」の違いについてみていきましょう。
「born」は、「誕生」や「生まれる」ことに特化した表現で、基本的に「be born」の形で使用されます。一方、「borne」は「bear」の過去分詞として、耐える、運ぶ、負担する、といった意味で幅広く使われます。
また、「borne」は形容詞として使われる場合、「~によって運ばれる」という意味を表すことがあり、「airborne(空中に運ばれる)」や「waterborne(水を媒介とする)」などの複合語でもよく見られます。
まとめ
今回は「born」と「borne」の意味や使い方の違いについて解説しました。「born」は誕生や出生を表す形容詞で、「borne」は「bear」の過去分詞形として、運ぶ、耐える、負担するなどの意味を持ちます。それぞれの文脈に応じて使い分けることで、正確で自然な表現が可能です。