今回は「dumb」と「oblivious」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「dumb」の意味と使い方
「dumb」は、「愚かな」「ばかな」という意味を持つ形容詞です。誰かの行動や発言が知的でない、または非常識であるときに使われます。なお、元々は「口がきけない」という意味もありましたが、現代では「愚か」という意味で使われることが一般的です。
「dumb」を使った例文をみてみましょう。
- That was a dumb mistake.
それはばかなミスだった。 - Don’t ask such a dumb question.
そんなばかな質問をするなよ。 - I felt so dumb after forgetting his name.
彼の名前を忘れてしまい、とてもばかに感じた。
「oblivious」の意味と使い方
「oblivious」は、「気づいていない」「無頓着な」という意味の形容詞です。周囲の状況や自分に起こっていることに気づいていない場合に使われます。否定的な意味で使われることが多いですが、「無邪気に何も気づいていない」といったニュアンスもあります。
「oblivious」を使った例文をみてみましょう。
- He walked past me, completely oblivious to my presence.
彼は私の存在に全く気づかずに通り過ぎた。 - She was oblivious to the danger around her.
彼女は周囲の危険に気づいていなかった。 - He kept talking, oblivious to the fact that no one was listening.
彼は誰も聞いていないことに気づかず、話し続けていた。
「dumb」と「oblivious」の違いとは
「dumb」と「oblivious」の違いについてみていきましょう。
「dumb」は、知的に優れていない、または考えなしに行動することを意味します。誰かの発言や行動が「ばかげている」「常識がない」といった場合に使われます。
一方、「oblivious」は、単に「気づいていない」状態を指します。知的かどうかは関係なく、周囲の状況や人の感情を意識していないときに使われる言葉です。
まとめ
今回は「dumb」と「oblivious」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「dumb」は「ばかげている」「愚か」という意味で使われ、「oblivious」は「気づいていない」「無頓着」という意味で使われます。文脈に応じて適切に使い分けることが重要です。