今回は「full」と「complete」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「full」の意味と使い方
「full」は、「いっぱいの」「満たされた」という意味の形容詞です。主に、容器や空間が何かで満たされている状態を表します。また、スケジュールや量が最大限に達している場合にも使われます。
「full」を使った例文をみてみましょう。
- The glass is full of water.
そのコップは水でいっぱいです。 - My schedule is full today.
今日はスケジュールがいっぱいです。 - She gave me a full explanation.
彼女は私に詳しい説明をしてくれました。
「complete」の意味と使い方
「complete」は、「完全な」「完了した」という意味の形容詞です。主に、すべての部分が揃っていることや、何かが最後まで終わっていることを表します。
「complete」を使った例文をみてみましょう。
- We need a complete report by tomorrow.
明日までに完全な報告書が必要です。 - Her training is now complete.
彼女のトレーニングは完了しました。 - This is a complete set of books.
これは本の全巻セットです。
「full」と「complete」の違いとは
「full」と「complete」の違いについてみていきましょう。
「full」は、「何かがいっぱいである状態」を表すのに対し、「complete」は、「すべての部分が揃っている」または「何かが完全に終わっている」ことを指します。
例えば、「a full glass」 は「コップが水でいっぱいの状態」を意味しますが、「a complete glass」 とは言いません。一方、「a complete report」 は「必要な情報がすべて含まれている報告書」という意味になりますが、「a full report」 だと「詳細が詰まっている報告書」というニュアンスになります。
まとめ
今回は「full」と「complete」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「full」は「満たされた」状態を、「complete」は「すべて揃った」「完了した」状態を表します。文脈に応じて適切に使い分けることが重要です。