今回は「labor」と「toil」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「labor」の意味と使い方
「labor」は、「労働」「作業」「骨の折れる仕事」という意味の名詞や動詞です。主に、仕事や労働を指し、特に身体的・精神的な労力を伴う場合に使われます。正式な場面や経済・産業に関連する文脈でもよく使われます。
「labor」を使った例文をみてみましょう。
- The workers engaged in manual labor.
労働者たちは肉体労働に従事していました。 - She went into labor at midnight.
彼女は真夜中に陣痛が始まりました。 - The construction project required months of labor.
その建設プロジェクトは何ヶ月もの労働を必要としました。
「toil」の意味と使い方
「toil」は、「骨の折れる仕事」「苦労」という意味の名詞や動詞です。特に、非常に大変で疲れる仕事や努力を表します。「labor」に比べて、より感情的で、苦労や辛さを強調するニュアンスがあります。
「toil」を使った例文をみてみましょう。
- They toiled day and night to complete the project.
彼らはそのプロジェクトを完成させるために昼夜問わず苦労しました。 - The farmers toiled under the hot sun.
農夫たちは暑い太陽の下で骨の折れる作業をしました。 - After years of toil, he finally achieved success.
何年もの苦労の末、彼はついに成功を収めました。
「labor」と「toil」の違いとは
「labor」と「toil」の違いについてみていきましょう。
「labor」は、仕事や作業そのものを指す中立的な言葉で、単に「労働」を表す場合にも使われます。また、産業や経済の文脈でも広く使われ、フォーマルな印象を与えます。
一方、「toil」は、仕事がどれほど大変で骨が折れるか、またはその仕事に伴う苦労を強調する表現です。感情的で、しばしば苦労や困難のニュアンスを伴います。
まとめ
今回は「labor」と「toil」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「labor」は中立的でフォーマルな「労働」を指し、「toil」は感情を伴い、苦労や大変さを強調する表現です。文脈やニュアンスに応じて使い分けましょう。