今回は「manner」と「manners」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「manner」の意味と使い方
「manner」は、単数形で「方法」「やり方」「態度」という意味を表します。ある動作がどのように行われるか、あるいは人がどのような振る舞い(様子)をしているかという「様式」に焦点が当てられます。
「manner」を使った例文をみてみましょう。
- She answered the questions in a professional manner.
彼女はプロらしいやり方で質問に答えました。 - I don’t like his manner of speaking.
私は彼の話し方が好きではありません。 - The work was done in a timely manner.
その仕事はタイミングよく(迅速に)行われました。
「manners」の意味と使い方
「manners」は、常に複数形で「行儀」「作法」「マナー」という意味を表します。社会的なルールとしての礼儀正しさや、対人関係における習慣的な決まりごとを指す際に使われます。
「manners」を使った例文をみてみましょう。
- It’s bad manners to talk with your mouth full.
食べ物を口に入れたまま喋るのは行儀が悪いです。 - He has no manners at the dinner table.
彼は食事の際の作法がなっていません。 - Parents should teach their children good manners.
親は子供に良いマナーを教えるべきです。
「manner」と「manners」の違いとは
「manner」と「manners」の違いについてみていきましょう。
「manner」は、個別の「やり方」や「スタイル」を指します。「in a … manner(〜な方法で)」というフレーズで使われることが多く、それが礼儀にかなっているかどうかに関わらず、単に「どのように行われたか」という状態や手順を説明します。
一方、「manners」は、社会生活における「礼儀」そのものを指します。日本語で「マナーを守る」と言うときの「マナー」はこの複数形の「manners」に該当します。単数形の「manner」には「礼儀作法」という意味は基本的にはないため、マナーの良し悪しを言いたい場合は必ず複数形にする必要があります。
まとめ
今回は「manner」と「manners」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「manner」は「方法・やり方」を指し、「manners」は「礼儀・作法」を指します。カタカナの「マナー」につられて単数形を使わないよう、文脈に合わせて正しく使い分けましょう。