今回は「disease」と「disorder」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「disease」の意味と使い方
「disease」は、「病気」「疾患」という意味の名詞です。体の特定の部分や臓器に異常が生じる医学的な病気を指すことが多く、感染症や慢性疾患なども含まれます。
「disease」を使った例文をみてみましょう。
- He was diagnosed with heart disease.
彼は心臓病と診断されました。 - Many people suffer from infectious diseases.
多くの人が感染症に苦しんでいます。 - Researchers are studying ways to cure the disease.
研究者たちはその病気を治す方法を研究しています。
「disorder」の意味と使い方
「disorder」は、「障害」「不調」という意味の名詞です。体や心の正常な働きが乱れている状態を指し、精神的な問題や機能的な異常にも使われます。
「disorder」を使った例文をみてみましょう。
- He was diagnosed with a sleep disorder.
彼は睡眠障害と診断されました。 - Eating disorders are common among teenagers.
摂食障害はティーンエイジャーによく見られます。 - The doctor treated her nervous disorder.
医者は彼女の神経の障害を治療しました。
「disease」と「disorder」の違いとは
「disease」と「disorder」の違いについてみていきましょう。
「disease」は、医学的に明確な原因や症状が特定できる病気を指すことが多く、感染症や慢性疾患などの公式な診断名として使われます。
一方、「disorder」は、身体や精神の機能が正常に働かない状態全般を指し、病名として必ずしも特定されていない場合にも使われます。たとえば、「mental disorder(精神障害)」や「blood clotting disorder(血液凝固障害)」のように、症状や機能異常を表す際に用いられます。
まとめ
今回は「disease」と「disorder」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「disease」は原因や症状が明確な病気に使われ、「disorder」は体や心の機能が乱れている状態全般に使われます。文脈に応じて正しく使い分けることが重要です。