今回は「syllabus」と「curriculum」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「syllabus」の意味と使い方
「syllabus」は、授業や講義で学ぶ内容や予定をまとめた「シラバス」という意味の名詞です。主に個別の授業単位で扱われる内容を示すことが多く、学生に対して配布される具体的な学習計画を指します。
「syllabus」を使った例文をみてみましょう。
- The professor handed out the syllabus on the first day of class.
教授は初日にシラバスを配布しました。 - The syllabus includes topics, assignments, and exam dates.
シラバスにはトピック、課題、試験日が含まれています。 - Please read the syllabus carefully before the course starts.
授業が始まる前にシラバスをよく読んでください。
「curriculum」の意味と使い方
「curriculum」は、「教育課程」「カリキュラム」という意味の名詞です。学校全体や学年、学部レベルで設定された学習プログラム全体を指します。より包括的でフォーマルな表現です。
「curriculum」を使った例文をみてみましょう。
- The school updated its curriculum to include more science courses.
その学校はより多くの理科コースを含むようにカリキュラムを更新しました。 - Our curriculum focuses on both academic and practical skills.
私たちのカリキュラムは、学問的スキルと実践的スキルの両方に重点を置いています。 - The curriculum for this program is very intensive.
このプログラムのカリキュラムは非常に集中的です。
「syllabus」と「curriculum」の違いとは
「syllabus」と「curriculum」の違いについてみていきましょう。
「syllabus」は、個別の授業やコース単位での学習内容や予定を示す具体的な計画です。一方、「curriculum」は、学校や学部、学年レベルで設計された教育全体の体系を指し、より包括的でフォーマルな概念です。
簡単に言うと、シラバスは「授業ごとの詳細」、カリキュラムは「学校全体の学習計画」という違いがあります。
まとめ
今回は「syllabus」と「curriculum」の意味や使い方の違いについて解説しました。「syllabus」は個別の授業の学習内容を表すカジュアルかつ具体的な表現で、「curriculum」は学校全体の教育課程を表すフォーマルな表現です。文脈に応じて使い分けることが重要です。