今回は「compiler」と「interpreter」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「compiler」の意味と使い方
「compiler」は、「コンパイラ」という意味で、プログラミング言語のコードを一括して機械語に翻訳するソフトウェアを指します。プログラム全体をまとめて処理し、実行ファイルを作成することが特徴です。
「compiler」を使った例文をみてみましょう。
- The compiler converts source code into machine code.
コンパイラはソースコードを機械語に変換します。 - We need to compile the program before running it.
プログラムを実行する前にコンパイルする必要があります。 - Different languages use different compilers.
異なる言語は異なるコンパイラを使用します。
「interpreter」の意味と使い方
「interpreter」は、「インタプリタ」という意味で、プログラムのコードを一行ずつ読み取り、その都度実行するソフトウェアを指します。コードをそのまま実行しながら翻訳するため、動的な処理に向いています。
「interpreter」を使った例文をみてみましょう。
- Python is often run using an interpreter.
Pythonはよくインタプリタで実行されます。 - The interpreter executes the code line by line.
インタプリタはコードを一行ずつ実行します。 - Using an interpreter allows for easier debugging.
インタプリタを使うとデバッグが簡単になります。
「compiler」と「interpreter」の違いとは
「compiler」と「interpreter」の違いについてみていきましょう。
「compiler」は、プログラム全体をまとめて機械語に翻訳し、一度に実行ファイルを作るため、実行速度が速いのが特徴です。一方で、コンパイルの手間が必要になります。
一方、「interpreter」は、コードを一行ずつ読みながら実行するため、即時に動作確認ができ、開発中のデバッグに適していますが、実行速度はコンパイラに比べて遅くなることが多いです。
まとめ
今回は「compiler」と「interpreter」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「compiler」はプログラム全体を機械語に変換し高速に実行するのに対し、「interpreter」はコードを逐次実行し、開発やデバッグに便利です。プログラミング言語や用途に応じて使い分けられています。