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「compiler」と「translator」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説

今回は「compiler」と「translator」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。

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「compiler」の意味と使い方

compiler(コンパイラ)」は、プログラミングの世界で使われる専門用語で、「ソースコード(人間が書いたプログラム)」をコンピューターが理解できる機械語に変換するソフトウェアのことを指します。主に、一度にまとめて翻訳し、実行ファイルを生成するのが特徴です。

「compiler」を使った例文をみてみましょう。

  • The compiler checks the code for errors before creating the executable.
    コンパイラは実行ファイルを作成する前にコードのエラーをチェックします。
  • You need a C++ compiler to build this program.
    このプログラムを作るにはC++のコンパイラが必要です。
  • She is learning how a compiler works in her computer science class.
    彼女はコンピュータサイエンスの授業でコンパイラの仕組みを学んでいます。
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「translator」の意味と使い方

translator」は、「翻訳者」という意味の一般的な単語ですが、ITの分野では「プログラム言語の翻訳を行うソフトウェア」も指します。「compiler」や「interpreter」などを含む広い概念で、いわば「翻訳をするツールや人」の総称です。

「translator」を使った例文をみてみましょう。

  • A compiler is a type of translator used in programming.
    コンパイラはプログラミングで使われるトランスレーターの一種です。
  • This software acts as a translator between different programming languages.
    このソフトは異なるプログラミング言語の間の翻訳機能を果たします。
  • She works as a translator for English and Japanese documents.
    彼女は英語と日本語の文書の翻訳者として働いています。
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「compiler」と「translator」の違いとは

compiler」と「translator」の違いについてみていきましょう。

compiler」は、プログラム全体を一括で翻訳し、実行可能なファイルに変換するソフトウェアを指します。具体的で専門的な用語です。

一方、「translator」は、より広い意味で使われる言葉で、「翻訳を行うもの全般(人やソフトウェア)」を指します。IT分野では、コンパイラやインタープリタ(逐次実行するタイプの翻訳ソフト)を含む、包括的な用語として使われます。

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まとめ

今回は「compiler」と「translator」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「compiler」は特定の役割を持つソフトウェアで、「translator」はその総称的な概念です。プログラミングを学ぶ上で、両者の違いを理解することは重要です。