今回は「advise」と「advisory」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「advise」の意味と使い方
「advise」は、「助言する」「忠告する」という意味の動詞です。誰かに対して、何かをすべきかどうかを勧めたり提案したりする時に使われます。フォーマルな場面やビジネス英語でもよく使われます。
「advise」を使った例文をみてみましょう。
- I advise you to talk to your manager.
マネージャーに話すことをおすすめします。 - She advised him not to go out in the storm.
彼女は嵐の中出かけないように彼に忠告しました。 - Please advise me on the best course of action.
最善の行動についてアドバイスをお願いします。
「advisory」の意味と使い方
「advisory」は、「助言の」「勧告の」という意味の形容詞、または名詞としても使われます。形容詞としては「助言を与える役割を持つ」ことを表し、名詞としては「勧告」「注意報」などの意味があります。政府機関や専門機関などが出す公式な助言や警告によく使われます。
「advisory」を使った例文をみてみましょう。
- The company formed an advisory committee.
会社は諮問委員会を設立しました。 - A weather advisory was issued for heavy rain.
大雨に関する気象注意報が発表されました。 - He works in an advisory role.
彼は助言役として働いています。
「advise」と「advisory」の違いとは
「advise」と「advisory」の違いについてみていきましょう。
「advise」は動詞で、実際に誰かに助言や忠告をする行為を表します。
一方、「advisory」は形容詞または名詞で、助言的な性質や、助言そのもの、注意報などを指します。
簡単に言えば、「advise」は「助言する(行動)」で、「advisory」は「助言に関する(性質・もの)」という違いがあります。
まとめ
今回は「advise」と「advisory」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「advise」は動詞として誰かに何かを助言する行為を表し、「advisory」は助言に関する性質や注意報などを指す名詞・形容詞です。それぞれの品詞と使われる場面に応じて正しく使い分けましょう。