今回は「prescribe」と「ordain」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「prescribe」の意味と使い方
「prescribe」は、「処方する」「指示する」「規定する」という意味を持つ動詞です。特に医師が薬や治療法を指示する場合によく使われます。また、法律やルールを「定める」といった意味でも使われます。
「prescribe」を使った例文をみてみましょう。
- The doctor prescribed antibiotics for my infection.
医者は私の感染症に抗生物質を処方しました。 - This law prescribes the maximum penalty for the crime.
この法律はその犯罪の最高刑を規定しています。 - The teacher prescribed a strict schedule for the project.
先生はそのプロジェクトのために厳しいスケジュールを指示しました。
「ordain」の意味と使い方
「ordain」は、「任命する」「定める」「命じる」という意味の動詞です。特に宗教的な文脈で使われ、聖職者として任命する際によく使われます。また、神や権威ある存在が物事を「定める」場合にも使われるフォーマルな表現です。
「ordain」を使った例文をみてみましょう。
- He was ordained as a priest last year.
彼は昨年、神父として任命されました。 - The constitution ordains that all citizens have equal rights.
憲法はすべての市民に平等な権利を定めています。 - It seemed that fate had ordained their meeting.
彼らの出会いは運命によって定められていたように思えました。
「prescribe」と「ordain」の違いとは
「prescribe」と「ordain」の違いについてみていきましょう。
「prescribe」は、医師や上位の立場にある人が特定の行動や処置を「指示・処方・規定」することを表し、医療や法的な文脈で使われることが多いです。
一方、「ordain」は、宗教的または運命的な力、または憲法や高い権威が「任命する」「定める」という意味で使います。よりフォーマルで荘厳な響きを持つ言葉です。
まとめ
今回は「prescribe」と「ordain」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「prescribe」は医師や権威ある立場の人が「指示する・処方する」際に使われ、「ordain」は宗教的または法的に「定める・任命する」場面で使われます。両者は似たように「決める」という意味を含みますが、使われる文脈やニュアンスに大きな違いがあります。