今回は「percent」と「fraction」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「percent」の意味と使い方
「percent」は、「パーセント」「百分率」という意味の名詞です。全体を100としたときの割合を表すときに使われます。数学や統計、日常の買い物などでもよく使われる表現です。
「percent」を使った例文をみてみましょう。
- Only 10 percent of the class passed the test.
クラスのうち10パーセントだけがテストに合格しました。 - The price was reduced by 20 percent.
価格が20パーセント下がりました。 - 60 percent of the population lives in cities.
人口の60パーセントが都市部に住んでいます。
「fraction」の意味と使い方
「fraction」は、「分数」や「一部分」「断片」という意味の名詞です。特に数学では、全体をいくつかに分けたうちの何個分かを表します。より一般的な「一部」という意味でも使われます。
「fraction」を使った例文をみてみましょう。
- One-third is a common fraction.
3分の1はよく使われる分数です。 - Only a small fraction of the work is done.
作業のほんの一部しか終わっていません。 - She waited for a fraction of a second.
彼女は一瞬だけ待ちました。
「percent」と「fraction」の違いとは
「percent」と「fraction」の違いについてみていきましょう。
「percent」は「100分のいくつか」という割合を表し、数字の後に「%」を付けて表記されます。たとえば「75%」は「100分の75」です。
一方、「fraction」は全体を何分の何かという形式（例：1/2, 3/4）で表す、より一般的な「部分の量」です。また、比喩的に「ほんの一部」という意味でも使えます。
つまり、どちらも「部分」を示しますが、「percent」は特に100分率に特化した表現であり、「fraction」は数学的な分数や漠然とした「一部分」まで含んだ広い意味を持ちます。
まとめ
今回は「percent」と「fraction」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「percent」は100分率で表す割合に使い、「fraction」は分数や一部を意味するもっと広い概念です。使いたい文脈に合わせて、正確に使い分けましょう。