今回は「ordinary」と「commonplace」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「ordinary」の意味と使い方
「ordinary」は、「普通の」「平凡な」という意味の形容詞です。特別ではなく、ごく一般的で特に目立たない状態を表します。日常的な場面でよく使われます。
「ordinary」を使った例文をみてみましょう。
- She lives an ordinary life in the countryside.
彼女は田舎で普通の生活を送っています。 - It was just an ordinary day at work.
仕事ではただの普通の日でした。 - He’s not a genius, just an ordinary student.
彼は天才ではなく、ただの普通の学生です。
「commonplace」の意味と使い方
「commonplace」は、「ありふれた」「つまらない」という意味の形容詞(および名詞)です。頻繁に見られるために特に印象に残らないものを指します。ややネガティブなニュアンスを持つことがあります。
「commonplace」を使った例文をみてみましょう。
- Smartphones are now commonplace around the world.
スマートフォンは今や世界中でありふれたものです。 - His speech was full of commonplace ideas.
彼のスピーチにはありきたりの考えしか含まれていませんでした。 - Power outages have become commonplace in this area.
この地域では停電がありふれたものになっています。
「ordinary」と「commonplace」の違いとは
「ordinary」と「commonplace」はどちらも「普通であること」「特別ではないこと」を表しますが、ニュアンスに違いがあります。
「ordinary」は中立的またはややポジティブな意味合いで、「特別ではないけれど、それが自然で落ち着いている」といった印象を与えます。一方で、「commonplace」は「ありきたりで面白みがない」「つまらない」といったやや否定的な意味で使われることが多く、使う場面によって注意が必要です。
まとめ
今回は「ordinary」と「commonplace」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「ordinary」は中立的に「普通であること」を表し、「commonplace」はややネガティブに「ありふれていてつまらないこと」を指します。似ているようで微妙なニュアンスの違いがあるので、文脈に応じて使い分けましょう。