今回は「flexible」と「versatile」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「flexible」の意味と使い方
「flexible」は、「柔軟な」「融通が利く」という意味の形容詞です。物理的な柔らかさ(体や素材など)にも使われますが、人や考え方、スケジュールなどが変化に対応できることを表す場合にもよく使われます。
「flexible」を使った例文をみてみましょう。
- This material is flexible and easy to bend.
この素材は柔軟で曲げやすいです。 - She has a flexible schedule.
彼女は柔軟なスケジュールを持っています。 - You need to be flexible in a team environment.
チームで働くには柔軟性が必要です。
「versatile」の意味と使い方
「versatile」は、「多才な」「多目的に使える」という意味の形容詞です。人に対して使う場合は、さまざまな分野で才能や能力を発揮できることを意味し、物に対して使う場合は、多用途で便利であることを示します。
「versatile」を使った例文をみてみましょう。
- He is a versatile actor.
彼は多才な俳優です。 - This tool is very versatile and can be used for many jobs.
この道具はとても多用途で、多くの作業に使えます。 - She’s a versatile designer who works with both digital and print media.
彼女はデジタルと印刷の両方を手がける多才なデザイナーです。
「flexible」と「versatile」の違いとは
「flexible」と「versatile」の違いについてみていきましょう。
「flexible」は「変化に対応できる」「融通が利く」という意味合いが強く、状況や条件に応じて形を変えられることを指します。人の考え方や時間、物理的な性質に関して使われます。
一方、「versatile」は「いろいろな用途に対応できる」「多才である」という意味合いが強く、一つのもの・人が多方面で機能したり活躍できることを表します。
まとめ
今回は「flexible」と「versatile」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「flexible」は変化や状況に適応できる柔軟さを表す一方、「versatile」は多様な能力や用途を持つことを示します。似ているようで異なる意味を持つ単語なので、文脈に応じて使い分けることが大切です。