今回は「experience」と「undergo」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「experience」の意味と使い方
「experience」は、「経験する」「体験する」という意味の動詞(または名詞)です。出来事や感情、状況などを自分で感じたり体験したりする時に使われます。ポジティブ・ネガティブ問わず幅広く使える、日常的な表現です。
「experience」を使った例文をみてみましょう。
- I experienced culture shock when I moved abroad.
海外に引っ越したときにカルチャーショックを体験しました。 - She has experienced great success in her career.
彼女はキャリアで大きな成功を経験しました。 - We all experience stress sometimes.
私たちは誰でも時々ストレスを感じます。
「undergo」の意味と使い方
「undergo」は、「(変化・試練などを)経験する」「受ける」という意味の動詞です。特に、困難・変化・治療など、避けられない・受け身の状況を表す時に使われます。フォーマルな場面や書き言葉でよく見られます。
「undergo」を使った例文をみてみましょう。
- He underwent surgery last week.
彼は先週手術を受けました。 - The company is undergoing major changes.
その会社は大きな変革を経験しています。 - She had to undergo a lot of hardship.
彼女は多くの苦難を経験しなければなりませんでした。
「experience」と「undergo」の違いとは
「experience」と「undergo」の違いについてみていきましょう。
「experience」は、日常的に使われるカジュアルな動詞で、自分の感情や出来事を「自発的・主観的」に体験することを表します。良い経験にも悪い経験にも使えます。
一方、「undergo」は、ややフォーマルな表現で、「避けられない状況・変化・試練などを受け入れて体験する」ことを意味します。特に医療やビジネス、制度的な文脈でよく使われます。
まとめ
今回は「experience」と「undergo」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「experience」は幅広い場面で使える一般的な表現で、自分の体験を主観的に語るときに便利です。「undergo」はフォーマルな文脈で使われ、変化や困難を受け身で体験するニュアンスがあります。使い分けることで、より自然で正確な英語表現ができるようになります。