今回は「enmity」と「hostility」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「enmity」の意味と使い方
「enmity」は、「敵意」「憎しみ」という意味の名詞です。特に、長期間にわたる強い敵対心や対立関係を指す場合に使われ、文学的・フォーマルな文章でもよく見られます。
「enmity」を使った例文をみてみましょう。
- There was a deep enmity between the two families.
その2つの家族の間には深い敵意がありました。 - Years of enmity finally ended with a peace agreement.
何年にもわたる敵対関係は、和平合意でついに終わりました。 - He couldn’t hide his enmity toward his rival.
彼はライバルに対する敵意を隠しきれませんでした。
「hostility」の意味と使い方
「hostility」も「敵意」や「反感」という意味の名詞ですが、より一般的な表現で、感情的・態度的な敵対や攻撃性を指します。ビジネスや日常会話、ニュース記事などでも広く使われます。
「hostility」を使った例文をみてみましょう。
- There was clear hostility in her voice.
彼女の声には明らかな敵意がありました。 - The proposal was met with hostility from the public.
その提案は世間からの反発を受けました。 - They tried to reduce hostility between the two groups.
両グループ間の敵対感情を和らげようとしました。
「enmity」と「hostility」の違いとは
「enmity」と「hostility」の違いについてみていきましょう。
「enmity」は、より強く持続的な敵意や深い対立関係を表し、長期間の争いや対立の文脈で使われます。よりフォーマルで文学的な印象があります。
一方、「hostility」は、感情的または状況的な敵意を指し、瞬間的な反発や攻撃的な態度を含む場合もあります。より一般的で幅広い場面で使われます。
まとめ
今回は「enmity」と「hostility」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「enmity」は長期間にわたる深い敵意や対立を、「hostility」は瞬間的または態度としての敵意を表します。どちらも「敵意」という意味ですが、程度や文脈に応じて使い分けることが大切です。