今回は「distress」と「trouble」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「distress」の意味と使い方
「distress」は、「苦悩」「苦痛」「困窮」といった意味の名詞や動詞です。精神的・肉体的な深刻な苦しみや、緊急の助けを必要とする深刻な状況を表す時に使われます。フォーマルで感情的な重みのある表現です。
「distress」を使った例文をみてみましょう。
- She was in great emotional distress.
彼女は深い心の苦しみの中にいました。 - The ship sent out a distress signal.
その船は救難信号を発信しました。 - He looked distressed after the meeting.
彼は会議の後、とても苦しそうに見えました。
「trouble」の意味と使い方
「trouble」は、「困難」「問題」「面倒」といった意味の名詞で、日常会話で非常によく使われます。また、動詞として「悩ませる」「面倒をかける」といった意味もあります。深刻な状況から軽い悩みまで幅広く使える便利な言葉です。
「trouble」を使った例文をみてみましょう。
- I had some trouble with my computer.
コンピュータにちょっとした問題がありました。 - He’s always getting into trouble at school.
彼はいつも学校でトラブルを起こしています。 - Sorry to trouble you, but could you help me?
ご面倒ですが、手伝っていただけますか?
「distress」と「trouble」の違いとは
「distress」と「trouble」の違いについてみていきましょう。
「distress」は、精神的または身体的な深い苦しみや緊急事態を表し、より深刻で感情的なニュアンスがあります。ニュースや医療、災害などの文脈でよく使われます。
一方、「trouble」はより一般的で日常的な表現であり、ちょっとした問題から深刻な事態まで、幅広い意味で使われます。「面倒なこと」や「厄介な状況」を指すときによく使われます。
まとめ
今回は「distress」と「trouble」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「distress」は深刻な苦しみや緊急の助けを必要とする状況に使われるフォーマルな表現であるのに対し、「trouble」はもっとカジュアルで、軽い問題から深刻なトラブルまで幅広く対応できる表現です。文脈に応じて、適切に使い分けましょう。