今回は「disregard」と「ignore」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「disregard」の意味と使い方
「disregard」は、「無視する」「軽視する」「顧みない」という意味の動詞です。何かを意図的に重要でないと判断して、注意や配慮を払わない場合に使います。ややフォーマルで、文章語としてよく使われます。
「disregard」を使った例文をみてみましょう。
- He disregarded the safety warnings.
彼は安全上の警告を無視しました。 - The company disregarded employee complaints.
その会社は従業員の苦情を軽視しました。 - Her suggestion was completely disregarded.
彼女の提案は完全に無視されました。
「ignore」の意味と使い方
「ignore」も「無視する」という意味の動詞です。見たり聞いたりしても、意図的に反応しないことを表します。日常会話でもよく使われ、disregard よりも幅広い場面で使えるカジュアルな表現です。
「ignore」を使った例文をみてみましょう。
- She ignored my message.
彼女は私のメッセージを無視しました。 - Don’t ignore the signs of stress.
ストレスのサインを無視しないでください。 - He ignored the question and changed the topic.
彼は質問を無視して話題を変えました。
「disregard」と「ignore」の違いとは
「disregard」と「ignore」の違いについてみていきましょう。
「disregard」は、「それが重要でない、価値がない」と判断して意図的に無視するというニュアンスがあり、フォーマルでやや冷淡な印象を与えることもあります。特にルール、意見、警告などを軽視する場合によく使われます。
一方、「ignore」は、単に「見て見ぬふりをする」「気づいていても反応しない」といった広い意味での無視を表し、日常的な場面でも使われます。感情的な背景(怒っていて無視するなど)が含まれることもあります。
まとめ
今回は「disregard」と「ignore」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「disregard」はフォーマルで、何かを軽視する・価値がないと判断する際に使い、「ignore」はもっとカジュアルで、気づいていても反応しない、という状況に使います。どちらも「無視する」という意味を持ちますが、使い方やニュアンスに違いがあるため、状況に応じて使い分けましょう。