今回は「circulate」と「disseminate」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「circulate」の意味と使い方
「circulate」は、「回る」「流通する」「広まる」という意味の動詞です。情報や物、人が一定の範囲で循環したり移動したりする様子を表します。日常的な文脈からビジネスシーンまで幅広く使われます。
「circulate」を使った例文をみてみましょう。
- News of the merger quickly circulated through the office.
合併のニュースはすぐにオフィス中に広まりました。 - The air doesn’t circulate well in this room.
この部屋では空気の流れがよくありません。 - Please circulate the memo to all staff.
このメモを全スタッフに回してください。
「disseminate」の意味と使い方
「disseminate」は、「(情報・知識などを)広める」「普及させる」という意味のフォーマルな動詞です。特に、公共の利益のために知識や考え方を広く伝えるときに使われます。ビジネス、教育、研究などの分野でよく使われます。
「disseminate」を使った例文をみてみましょう。
- The organization works to disseminate health information.
その団体は健康に関する情報を普及させるために活動しています。 - The study’s findings were widely disseminated in academic journals.
その研究結果は学術誌で広く発表されました。 - It is important to disseminate accurate information during a crisis.
危機の際には正確な情報を広めることが重要です。
「circulate」と「disseminate」の違いとは
「circulate」と「disseminate」の違いについてみていきましょう。
「circulate」は、情報や物が人から人へ、場所から場所へと「回る」「行き渡る」ことを意味し、フォーマル・カジュアル両方で使われます。自然に広がる印象があります。
一方、「disseminate」は、特定の目的や意図を持って「情報などを広く伝える」ことに焦点があり、よりフォーマルで計画的な印象を与えます。
まとめ
今回は「circulate」と「disseminate」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「circulate」は物や情報が回って広がることを指し、「disseminate」は知識や情報を意図的に広く普及させる行為を意味します。使い方や文脈に応じて、適切に使い分けましょう。