今回は「riveted」と「spellbound」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「riveted」の意味と使い方
「riveted」は、「(注意・視線などを)釘付けにされた」という意味の形容詞です。非常に興味を引かれ、目が離せない状態を表します。動詞「rivet」の過去分詞形で、比喩的に「固定されて動けないほど引き込まれている」ことを意味します。
「riveted」を使った例文をみてみましょう。
- The audience was riveted by the speaker’s story.
聴衆は話し手の物語に釘付けになっていました。 - She sat riveted in front of the TV.
彼女はテレビの前で釘付けになって座っていました。 - He watched the movie, completely riveted.
彼はその映画を完全に引き込まれて観ていました。
「spellbound」の意味と使い方
「spellbound」は、「魅了されて動けない」「うっとりしている」という意味の形容詞です。何かの魅力に取りつかれたように心を奪われる状態を表します。魔法にかかったような感覚を強調する表現で、やや文学的または詩的な印象があります。
「spellbound」を使った例文をみてみましょう。
- The children listened to the story, completely spellbound.
子どもたちは物語にすっかり魅了されて聞き入っていました。 - I was spellbound by the beauty of the scenery.
その景色の美しさに心を奪われました。 - Her voice held the audience spellbound.
彼女の声は聴衆を魅了していました。
「riveted」と「spellbound」の違いとは
「riveted」と「spellbound」はどちらも「強く引き込まれて動けない状態」を表しますが、ニュアンスに違いがあります。
「riveted」は、集中して目が離せない状態や注意を奪われた状況に使われることが多く、視覚的・聴覚的に「集中して見聞きしている」印象があります。
一方、「spellbound」は、感情的・心理的に強く魅了され、うっとりしたり感動したりしている状態を表します。やや詩的でロマンチックな響きを持ちます。
まとめ
今回は「riveted」と「spellbound」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「riveted」は集中して釘付けになっている様子を、「spellbound」は魅了されて心を奪われた状態を表します。どちらも非常に引き込まれている様子を伝える表現ですが、状況や感情の種類に応じて使い分けることが大切です。