今回は「outraged」と「wrathful」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「outraged」の意味と使い方
「outraged」は、「激怒した」「憤慨した」という意味の形容詞です。何かが非常に不公平だったり、不正だったりしたときに感じる強い怒りや憤りを表します。日常会話からニュース、ビジネスまで幅広く使われる表現です。
「outraged」を使った例文をみてみましょう。
- She was outraged by the unfair decision.
彼女はその不公平な決定に激怒しました。 - The public is outraged over the corruption scandal.
国民はその汚職スキャンダルに憤慨しています。 - He looked outraged when he heard the news.
彼はそのニュースを聞いて激怒したように見えました。
「wrathful」の意味と使い方
「wrathful」は、「激怒した」「怒りに満ちた」という意味の形容詞です。非常に強い怒りを表しますが、文学的・古風・フォーマルな響きがあり、日常会話で使われることは少なく、詩や物語、宗教的な文脈で見かけることが多い表現です。
「wrathful」を使った例文をみてみましょう。
- The king was wrathful at the betrayal.
王はその裏切りに激怒しました。 - He gave her a wrathful glare.
彼は彼女に怒りに満ちた視線を投げかけました。 - The wrathful storm destroyed the village.
怒り狂った嵐が村を破壊しました。
「outraged」と「wrathful」の違いとは
「outraged」と「wrathful」の違いについてみていきましょう。
「outraged」は、現代の英語でよく使われる表現で、特に不正、不公平、侮辱などに対する正当な怒りを表します。カジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。
一方、「wrathful」は、より文学的・古風・宗教的な響きがあり、「神の怒り(divine wrath)」のような荘厳で強い怒りを表す場面によく使われます。日常会話ではほとんど使われません。
まとめ
今回は「outraged」と「wrathful」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「outraged」は不公平や不正に対する現代的で正当な怒りを表し、「wrathful」は文学的・宗教的な文脈で使われる非常に強い怒りの表現です。シチュエーションに応じて正しく使い分けましょう。