今回は「worrisome」と「troubling」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「worrisome」の意味と使い方
「worrisome」は、「心配させる」「不安にさせる」という意味の形容詞です。ある出来事や状況が不安や心配を引き起こすときに使われます。話し言葉よりも書き言葉でよく使われる少しフォーマルな表現です。
「worrisome」を使った例文をみてみましょう。
- The test results were worrisome.
検査結果は心配なものでした。 - His recent behavior is worrisome.
彼の最近の行動は心配です。 - It is worrisome that the situation is not improving.
状況が改善されていないのは憂慮すべきことです。
「troubling」の意味と使い方
「troubling」は、「悩ませる」「困らせる」「不快にさせる」という意味の形容詞です。精神的に気がかりだったり、不安や混乱を引き起こすような事柄に使われます。個人的な不安だけでなく、社会的・倫理的な問題にも幅広く使われます。
「troubling」を使った例文をみてみましょう。
- The news report was deeply troubling.
そのニュース報道は非常に不安を感じさせるものでした。 - It’s troubling to see such injustice.
このような不正を見るのは心が痛みます。 - Her silence was troubling.
彼女の沈黙は気がかりでした。
「worrisome」と「troubling」の違いとは
「worrisome」と「troubling」の違いについて見てみましょう。
「worrisome」は、ある出来事や兆候が「心配の種になる」ときに使い、比較的個人的・感情的な不安を表します。ややフォーマルで控えめな響きがあります。
一方、「troubling」は、感情的な不安に加え、倫理的・社会的に「問題がある」「心がざわつく」ような意味合いを持ち、より深刻なニュアンスを含むことが多いです。
まとめ
今回は「worrisome」と「troubling」の意味や使い方の違いについて解説しました。「worrisome」は心配や不安を引き起こす事柄に、「troubling」は心を悩ませるようなもっと深刻な問題に使われます。どちらも似た意味ですが、使う場面やニュアンスに注意して使い分けましょう。