今回は「wide」と「widen」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「wide」の意味と使い方
「wide」は、「広い」「幅がある」という意味の形容詞です。空間の広がりや物の幅を表すときによく使われます。距離や範囲が広いことを表す場合にも使われます。
「wide」を使った例文をみてみましょう。
- This road is very wide.
この道路はとても広いです。 - She has a wide knowledge of history.
彼女は歴史に関する幅広い知識を持っています。 - The river is 100 meters wide here.
この場所でその川の幅は100メートルあります。
「widen」の意味と使い方
「widen」は、「広げる」「広くなる」という意味の動詞です。「wide(広い)」に動詞の語尾「-en」がついた形で、「〜を広くする」「広がる」といった変化を表します。物理的な幅だけでなく、知識や視野などの抽象的な広がりにも使えます。
「widen」を使った例文をみてみましょう。
- They plan to widen the main road.
彼らは主要道路を広げる予定です。 - His experience abroad widened his perspective.
海外での経験が彼の視野を広げました。 - The gap between the rich and poor is widening.
富裕層と貧困層の格差が広がっています。
「wide」と「widen」の違いとは
「wide」と「widen」の違いについて見てみましょう。
「wide」は形容詞で、「広い」という状態や性質を表します。一方、「widen」は動詞で、「広げる」「広くする」という動作や変化を表す語です。
たとえば、「wide road(広い道路)」は状態を、「widen the road(道路を広げる)」はその状態を作る動作を表します。
まとめ
今回は「wide」と「widen」の意味や使い方の違いについて解説しました。「wide」は「広い」という性質を表す形容詞で、「widen」は「広げる・広くなる」という動作を表す動詞です。形と意味の違いを意識しながら、正しく使い分けましょう。