今回は「attorney」と「solicitor」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「attorney」の意味と使い方
「attorney」は、「弁護士」「法律代理人」という意味の名詞です。主にアメリカ英語で使われる用語で、法廷に立つ弁護士を含め、広く法律業務を行う人を指します。「lawyer」と同じ意味で使われることが多いです。
「attorney」を使った例文をみてみましょう。
- She works as a criminal attorney in New York.
彼女はニューヨークで刑事事件専門の弁護士として働いています。 - I need to speak to my attorney before making a statement.
供述する前に私の弁護士に話す必要があります。 - He hired an attorney to handle the contract.
彼は契約を扱うために弁護士を雇いました。
「solicitor」の意味と使い方
「solicitor」も「弁護士」を意味する名詞ですが、主にイギリス英語で使われます。イギリスでは、弁護士は「solicitor(事務弁護士)」と「barrister(法廷弁護士)」に分かれています。「solicitor」は主に書類作成や相談、契約業務などを担当し、通常は法廷には立ちません。
「solicitor」を使った例文をみてみましょう。
- We consulted a solicitor about writing a will.
遺言書の作成について事務弁護士に相談しました。 - The solicitor handled all the legal paperwork.
その事務弁護士がすべての法的書類を処理しました。 - He works as a solicitor in London.
彼はロンドンで事務弁護士として働いています。
「attorney」と「solicitor」の違いとは
「attorney」と「solicitor」の違いは、主に地域(アメリカ英語 vs イギリス英語)と法律制度に基づく職務の違いにあります。
「attorney」はアメリカ英語で使われ、法廷での弁護活動を含む幅広い法律業務を行う弁護士を指します。一方、「solicitor」はイギリス英語で使われ、相談業務や書類の作成などを担当する事務弁護士です。必要に応じて法廷での業務は「barrister」に依頼されます。
まとめ
今回は「attorney」と「solicitor」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。どちらも「弁護士」を意味しますが、「attorney」はアメリカ英語で広い法律業務を指し、「solicitor」はイギリス英語で主に相談・書類作成を行う弁護士を指します。地域や制度に応じて適切に使い分けることが重要です。