今回は「other」と「another」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「other」の意味と使い方
「other」は、「他の」「別の」という意味の形容詞で、すでに話題に出ているものとは異なるものを指します。単数にも複数にも使うことができ、「the」や所有格と一緒に使われることが多いです。
「other」を使った例文をみてみましょう。
- I have other plans for the weekend.
週末には別の予定があります。 - Where are the other students?
他の学生たちはどこにいますか? - Do you have any other questions?
他に質問はありますか?
「another」の意味と使い方
「another」は、「もう一つの」「別の」という意味の形容詞で、同じ種類の中から追加でもう一つを指すときに使います。数えられる単数名詞の前で使われます。
「another」を使った例文をみてみましょう。
- Can I have another cup of coffee?
コーヒーをもう一杯いただけますか? - He bought another car last month.
彼は先月、もう一台車を買いました。 - Let’s try another way.
別の方法を試してみましょう。
「other」と「another」の違いとは
「other」と「another」の違いについてみていきましょう。
「other」は、「それとは異なる他のもの・人」を広く指します。単数・複数どちらにも使えますが、文脈によって「the other」「my other」「any other」などの形を取ることが多いです。
一方、「another」は、「同じ種類のものの中から追加で1つ」を意味します。単数名詞にのみ使えるのが特徴です。「an(1つの)」+「other(他の)」という構造が語源です。
まとめ
今回は「other」と「another」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「other」は一般的に「他のもの」を幅広く指す表現であり、「another」は「もう一つの」という数量的な追加を表す表現です。文脈や名詞の単複に注意しながら、正しく使い分けましょう。