今回は「none」と「nobody」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「none」の意味と使い方
「none」は、「誰も〜ない」「何も〜ない」「一つも〜ない」という意味を持つ代名詞です。数や量がゼロであることを表します。人だけでなく、物や事柄などさまざまな対象に使えます。
「none」を使った例文をみてみましょう。
- None of the students passed the exam.
生徒の誰も試験に合格しませんでした。 - I asked for help, but none came.
助けを求めましたが、何も来ませんでした。 - None of the answers are correct.
答えのどれも正しくありません。
「nobody」の意味と使い方
「nobody」は、「誰も〜ない」という意味の代名詞で、人に限定して使います。カジュアルな表現で、会話でもよく使われます。
「nobody」を使った例文をみてみましょう。
- Nobody knows the answer.
誰も答えを知りません。 - Nobody came to the meeting.
会議には誰も来ませんでした。 - There was nobody at home.
家には誰もいませんでした。
「none」と「nobody」の違いとは
「none」と「nobody」の違いについてみていきましょう。
「none」は、「人・物・事」など幅広い対象に使える表現で、ややフォーマルな印象もあります。数量が「ゼロ」であることを強調します。
一方、「nobody」は、「人」だけを対象にし、「誰もいない」「誰も〜しない」といった意味になります。より口語的で、会話で使われることが多いです。
まとめ
今回は「none」と「nobody」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「none」は人に限らず、物や事にも使えるゼロの表現であるのに対し、「nobody」は人に限定されるカジュアルな表現です。文脈や対象に応じて正しく使い分けましょう。