今回は「all」と「each」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「all」の意味と使い方
「all」は、「すべての」「全部の」という意味の語で、複数の物や人をまとめて全体として捉えるときに使います。集合全体を一つのまとまりとして扱う表現で、日常会話でもよく使われます。
「all」を使った例文をみてみましょう。
- All students must attend the meeting.
すべての学生は会議に出席しなければなりません。 - She ate all the cookies.
彼女はクッキーを全部食べました。 - All of them were excited.
彼ら全員がワクワクしていました。
「each」の意味と使い方
「each」は、「それぞれの」「各〜」という意味の語で、個々の物や人を一つずつ個別に捉えるときに使います。数が少ない場合や、一人ひとり・一つひとつに焦点を当てたいときに使うのが特徴です。
「each」を使った例文をみてみましょう。
- Each student received a certificate.
各学生が証明書を受け取りました。 - Each of them has a different opinion.
彼らはそれぞれ異なる意見を持っています。 - I gave a gift to each child.
私は子どもたち一人ひとりにプレゼントを渡しました。
「all」と「each」の違いとは
「all」と「each」の違いについてみていきましょう。
「all」は「全体」に焦点を当て、グループ全体をまとめて扱うときに使います。たとえば、「all students」と言えば「すべての学生」を一つのまとまりとして見ています。
一方、「each」は「個々」に焦点を当て、ひとりひとり・ひとつひとつを個別に見るときに使います。「each student」と言えば、「学生一人ひとり」を強調していることになります。
まとめ
今回は「all」と「each」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「all」は全体を一つとして扱うとき、「each」は個々を分けて考えるときに使います。文脈に応じて、それぞれの特徴を理解しながら適切に使い分けることが大切です。