今回は「all」と「every」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「all」の意味と使い方
「all」は、「すべての」「全部の」という意味を持つ単語で、名詞の複数形や不可算名詞と一緒に使われます。全体をひとまとまりとして表現する時に用いられます。
「all」を使った例文をみてみましょう。
- All students must attend the meeting.
すべての学生はその会議に出席しなければなりません。 - She ate all the cake.
彼女はケーキを全部食べました。 - All of them are ready.
彼らは全員準備ができています。
「every」の意味と使い方
「every」も「すべての」という意味を持ちますが、主に可算名詞の単数形と一緒に使われます。複数のものを「ひとつひとつ漏れなく」というニュアンスで強調します。
「every」を使った例文をみてみましょう。
- Every student must submit their homework.
すべての学生は宿題を提出しなければなりません。 - I go jogging every morning.
私は毎朝ジョギングをします。 - He checked every answer carefully.
彼はすべての答えを注意深く確認しました。
「all」と「every」の違いとは
「all」と「every」の違いについてみていきましょう。
「all」は、グループや全体を一つのまとまりとして捉えるのに対して、「every」は個々の要素すべてに注目して「一つ一つすべて」を表します。
たとえば、「All children」は「子どもたち全員」をまとめて指すのに対し、「Every child」は「一人一人の子ども」を強調しています。
- All children were playing outside.
子どもたちは皆、外で遊んでいました。
→ 全体としての子どもたちに注目 - Every child was playing outside.
すべての子どもが外で遊んでいました。
→ 一人一人すべての子どもに注目
まとめ
今回は「all」と「every」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「all」は全体を一つのまとまりとして表現し、「every」は個々の要素を強調します。どちらも「すべて」を意味しますが、文のニュアンスに応じて適切に使い分けることが重要です。