今回は「heard」と「herd」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「heard」の意味と使い方
「heard」は、「聞く」という意味の動詞「hear」の過去形または過去分詞形です。耳で音や声を受け取ったり、情報を得たりすることを表します。「listen」よりも意識的ではなく、自然に聞こえる状況で使われます。
「heard」を使った例文をみてみましょう。
- I heard a strange noise last night.
昨晩、奇妙な音を聞きました。 - Have you heard the news?
そのニュースを聞きましたか? - She heard him calling her name.
彼女は彼が自分の名前を呼んでいるのを聞きました。
「herd」の意味と使い方
「herd」は、「群れ」という意味の名詞、または「群れを集める」「誘導する」という意味の動詞です。動物(特に牛や羊など)の集団を指したり、人や物の集団を管理する場面で使われます。
「herd」を使った例文をみてみましょう。
- There is a herd of cattle grazing in the field.
畑で牛の群れが草を食べています。 - The shepherd herded the sheep into the barn.
羊飼いは羊を小屋に追い込みました。 - The tourists moved in a herd through the museum.
観光客たちは群れをなして博物館を見学しました。
「heard」と「herd」の違いとは
「heard」と「herd」は発音が非常によく似ていますが、意味も使い方もまったく異なります。
「heard」は動詞「hear」の過去形・過去分詞形で、「聞く」や「耳で感じる」という行為を指します。
一方、「herd」は名詞では「動物の群れ」、動詞では「群れを管理する」ことを表します。具体的な物理的な集団や動きを指します。
意味が異なるため、文脈を理解することが重要です。
まとめ
今回は「heard」と「herd」の違いについて解説しました。「heard」は「聞く」という意味で過去の出来事を指し、「herd」は「群れ」やその管理を表します。同じ発音でもまったく異なる意味を持つ単語なので、文脈をしっかり把握することがポイントです。